催眠で出てくる前世は本物?
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ヒプノセラピーを受けられる方が、期待したり不安になったりすることのひとつ。それは「前世が見られるかどうか」です。
結論を先に言ってしまうと、「必要ならば必ず見られる」です。
というのも、ご自分にとって「その時一番必要なこと」が出てくるので(詳しくは後述)、前世が必要な場合は前世が出て来ますし、幼少期が必要であれば幼少期が出るのです。場合によっては、大人になってからの出来事かもしれません。
例として、「前世が見たい」と思っていても、出てきたイメージが子ども時代の自分の場合。
これは幼少期(インナーチャイルド)を最優先に見るべきだと、ご自分で(無意識に)理解しているからなのです。
幼少期を振り返ったあとに、前世が現れることも多いです。
「一番必要なこと」は、無意識のあなたが理解しています。
それを無視して「今は必要でない何か」に誘導しても、効果がないわけです。
前世への誘導を行い、前世らしい内容を目の当たりにし、感動し癒される方がたくさんいらっしゃることは、事実です。
ただ、その前世が「絶対に100パーセント前世である」とは、誰にも証明ができないことです。
・100パーセント前世でないことには、効果はないのでしょうか?
・受けたタイミングで出てきたイメージが、前世ではなかったら、意味はないのでしょうか?
答えは、NOです。
出てきた内容自体にとても意味があり、今のあなたが出した答えだからなのです。
図をご覧ください。
「ヒプノセラピーとは」の「潜在意識と顕在意識」の章でも出てきた内容ですが、ヒプノセラピーの本質を図にしたものです。
無意識の中にしまわれていた「トラウマ」や「思いこみ」などの情報をイメージとして引き出すことが、ヒプノセラピーの性質です。
その情報を、誘導によって癒したり手放したりしていくのです。知らずにためこんでいたカビの根っこを、浮き上がらせて流し落とすような感じです。
つまり、出てきた情報がどんなものであれ、ご自分の今に一番必要なものを流し出せるということなのです。
「無意識」を「意識化」することの効果は絶大で、今まで気づかずに起こっていた反応が一気に改善することが多いです。
前世が見える・見えないに、差はないということは、お分かりいただけたと思います。
見えたものに全て意味があり価値があることもお話いたしました。
では「イメージが全くわかない!」という方は、どうしたらいいのでしょう? 次はそんなお話です。
ときどき、「イメージが出てくるか不安です」という方がいらっしゃいます。他のヒプノセラピーサロンさんで受けて、出てこなかったといわれる方も時にはいらっしゃいます。
理由としては、いくつか考えられます。
個人差もあるので推測ですが、みなさまのお話を伺っていると、以上が主な理由だと思います。
…とはいっても、大丈夫です!
そのへんは、セラピストの誘導の腕の見せ所です。
安心して、どーんとゆだねてくださいね!
どうとでもすることが出来るのです!(^^)v
この中の項目で、意外と大事なのが、「呼吸」です。
リラックスするにも集中するにも深くかかわる「呼吸」。
ふだんは意識せず浅い呼吸を繰り返しているものですが、ヒプノセラピーの最中は「深く呼吸をしてください」「ゆっくりと呼吸してください」などと誘導します。
また、このほかに、イメージが出ているのに「見えない、分からない」とおっしゃる少数派の方がいらっしゃいます。
それについては次章をご覧ください。
きちんとイメージが出てきているのに気づかない方。
少数派ですがいらっしゃいます。
例えば、こんな方です。
1,2の方は、気になることや出てきたイメージの方に意味がありますので、そのまま進められます。ご自分では「うまくイメージできない」と思いこんでいても、実はイメージ力が強いだけで、きちんとできているのです。
3の方は、感情を大切にすることが先決なので、まずは感情の解放が優先です。だんだん感情が落ち着いてくると、何があったのか思い出せるようになります。また、ブロックが強い場合は、「ブロックが強い」ということを自覚する必要があるということです。この、自覚のある・なしで意識は全く変わるので、自問自答の時間とリラックスの時間を増やしていくと、変化していきます。
(このあたりも、セラピストの腕によります! まかせてくださいね♡(^^)v)
4の方は、もともと視覚優位ではありません(私もこのタイプです)ので、なんとなく見えづらい気がすると思います。でも、よくよく自分の感覚を信頼してみると、何が起こっているのか、何が見えているのか何となく分かるようになってきます。本当は一回目から全てわかるタイプです。
(私もそのタイプなので、そういう誘導は得意です)
「何も見えない」「何も感じない」という時。
実は、そこにも、意味があります。
ひとつ前の章でもお話したように、ブロックがあるかもしれない。
あるいは、恐怖心が強くて、踏み出せないのかもしれない。
現実が変わることが無意識で分かっていて、怖いのかもしれない。
セラピーに依存しすぎているのかもしれない。
理由は、人によりさまざまです。
でも、それに「自分で気づく」ことが何より大切です。
誰かに教えてもらうのではなく、誰かに「こうしろ」と命令されるのでもなく。それは、あなた自身を知るために必要なことです。
知る順番も、気づくタイミングも、あなたにベストな時に訪れるものです。
周りが押し付けるものでは決してありません。早いとか遅いとかも、関係ありません。
すべてが、あなたにぴったりなタイミングで起こります。
「感じない自分」である、それに隠れた意味を、一緒に探りましょう。それこそが、何よりもあなたへの贈り物となります。
「感じないです」「分からないです」
その一歩向こうへ、一緒に行きましょう。
以前「今までのヒプノセラピーで見えなくてお金を無駄にした人へ」のような文句のサロンさんを見かけました。
見かけた時に、違和感がありました。
あとでその違和感をよくよく考えると、「見えない」ことはだめで、悪いこと……と言っているから、なんだと気づきました。
なぜ、「だめ」で、「悪い」のでしょう?
本当は、「見えない」の向こうに理由と意味があるのに、それを「だめ」と決めつけたら、わかりません。
「見えない」の向こうに、「私は本当のことを知るのが〇〇の理由で怖い」が隠れていたら、どうなるのでしょう?
「だめ」と決めたら、ずっと気づけないのです。
セラピーとは「セラピストの力」ではなく、「受けられる方の力」を最大限発揮できるよう誘導し、その力をお借りして行うものです。
すべてに意味がある。
だからこそ、「見えなかったセラピー」を「無駄」というのは、違うのではないかと私は思います。
さきほどの章で書いたように、「見えない」ということで気づくことも、気づくタイミングすらも、ご本人のベストなタイミングだからです。
そのベストを尊重してこそ、セラピストなのではないかと思いました。
起こることも気づくことも、すべてがご自身のためになります。
何が見えたのか、何が見えなかったのか、それらすべてがご本人の現れであり、素晴らしいものです。
それを尊重していきたいと、私は改めて思っています。
ぜひあなたも、私と、その向こう側を見てきましょうね。
セラピストの信条や、体験談はこちらへ
20代女性 Cさま
一番心に響いたのは…『愛されるように頑張る必要もありません。あなたは生まれながらに愛される権利があるのですから』 という言葉でした。私という存在価値を低く見ない事。先ずは自分。自分を大切に。悩んだり迷ったりして自分の直感(自分自身)を信じれない事があるので自分を見直す良いきっかけを頂けたと思います。(一部抜粋)
30代女性 Dさま
いろいろあって今に追われてばかり、私は自分がみえないのです・・なにをしたいのかどうしたいのか迷子みたいな気分で、自分の心の声をきいてみたくて、療法をお願いしました。本当にお願いしてよかったと思います。(一部抜粋)